オーロラとは何ですか?
自然が作り出す最も美しい現象のひとつであるオーロラ(北極光)は、8月の末から翌年4月までの間、夜空 に現れます。自然が作り出す魅惑的な事象の常として、オーロラも多くの神話や物語に登場します。オーロラとは天国を旅する魂なのだと信じる人がいれば、神 話に登場する女性戦士ワルキューレの甲冑の輝きだと言う人もいます。また、別の伝説によれば、狐がしっぽで丘の頂を叩く時に出る火花とも言われます。
現代では科学によってオーロラとは太陽風が地球の上空100kmにある電離層に衝突する時に起こる現象であることが究明されています。地球の電離層 が、太陽風に乗って流れてきた電子群を、磁気を帯びた北極および南極の上空にある磁気圏へと導く役割を果たしているのです。オーロラが北極圏で最も良く見 えるのはこのような理由からです。統計によると、オーロラが最も現れやすい時間帯は真夜中の直前とされています。
オーロラは夏の間も発生しているのですが、白夜や夏の夜の明るさのため、私たちの目には見えません。北極圏よりさらに250Kmも北に位置し、まわ りに人工の光がほとんど存在しない環境にあるホテル・カクシラウッタネンは、オーロラを見るのに絶好の場所と言えるでしょう。オーロラを見る最適な方法の 一つとして、私たちのガラスイグルーで一夜を過ごすことをお勧めします。オーロラは8月末から4月末にかけて見ることができます。